A.平成23年1月の規格改正により、消火器の設計標準使用期限が 家庭用は5年、業務用は10年と定められています。
よくあるご質問
Q02.消火器の後始末、廃棄方法はどうすればいい?
A.消火器は、非常に高い圧力でなかの消火薬剤を噴出する仕組みになっています。ですから本体容器や蓋に錆による腐食や傷、変形のあるものは、その部分が圧力に耐えられず破裂する可能性があります。
大変危険ですので、絶対に使用しないで下さい。
また、ゴミとして捨てたり放置してもいけません。お求めになった販売店または専門業者にご相談ください。
Q03.エアゾールタイプの製品は回収してもらえるの?
A.エアゾールタイプの簡易式消火具は、廃棄物処理用の広域認定の対象品目に該当しないため、本リサイクルシステムではお取扱いできません。詳しくは自治体へお問い合わせください。
(自治体によって回収方法が異なります。)
Q04.消火器は中身を出さないと回収してくれないの?
A.いいえ。そのままの状態で回収できます。
(劣化または腐食している消火器は破裂の危険もあります)
Q05.消火器はリサイクルシールがないと回収してもらえないの?
A.特定窓口などでリサイクルシールを購入し、貼り付ければ問題ありません。
※回収方法によって別途、収集運搬・保管費用が必要です。 お近くの窓口にお問い合わせください。
Q06.住宅用火災警報器はいつまでに取り付ければいいの?
A.新築住宅は、平成18年6月1日から建築時に設置が必要となっています。
既存住宅は、平成23年5月31日までに設置が必要です。
Q07.すべての住宅に設置が必要なの?
A.戸建ての専用住宅、店舗併用住宅の住宅部分、または消防法施行令別表第1に定める共同住宅(5項目)など、すべての住宅に必要です。(消防法第9条の2)
ただし、消防法令に適合したスプリンクラー設備、または自動火災報知設備が設置されている場合は、その有効範囲内の住宅部分については、住警器の設置が免除できます。(消防法施行令第5条の7第1項第3号)
Q08.どこに設置すればいいの?
A.◆ 就寝の用に供する居室には必ず取り付けます。
◆ 2階に寝室がある場合、2階の階段上部の天井または
壁にも取り付けます。
◆ 寝室でない4畳半以上(床面積が7㎡以上)の部屋が
5つ以上ある場合にはその廊下にも住警器を取り付けます。
Q09.なぜ寝室に取り付けることが義務化になったの?
A.住宅火災による死傷者数の多くは就寝中の火災による逃げ遅れが主な原因だからです。その他、煙の通り道となる階段にも取り付けて火災の発生を知らせることになりました。
Q10.消防設備点検は、どのような法律を基に実施するの?
A.消防法第17条3の3 防火対象物の関係者は、定期に消防設備士か消防設備点検資格者に点検させ、消防長又は消防署長に報告しなければなりません。(「定期に」とは、機器点検を6か月に1回、総合点検を1年に1回の年2回になります。)
Q11.防火管理者は誰がなるの?消防計画の作成や消防訓練はどのようにすればいい?
A.管理権限者によって選任される防火管理の責任者です。
(管理権限者とは、防火対象物の所有者や賃借人がこれに当たります。)
防火管理者が受講するテキストに載っています。また、その中で年2回、消防訓練をする計画を立てます。
Q12.築年数によって消防設備や点検内容は違ってくる?
A.設備により、屋内消火栓・屋外消火栓・連結送水管設備等のホース・配管は設置より10年経過したものに対しては、3年に1回耐圧試験を要します。
Q13.消防署への届出はいつするの?
A.特定防火対象物は1年に1度、その他の防火対象物は3年に1度の報告が必要です。
Q14.消防設備点検を怠ると罰則などはありますか?
A.消防法第44条7の3により、罰金30万円以下・拘留となります。
Q15.点検には資格がないとできないの?
A.一定規模(1000㎡以上)の防火対象物は設置されている消防設備に合った消防設備士か点検資格者が点検することが義務付けられています。
小規模の防火対象物であっても、点検には専用の道具と知識が必要なので専門家に任せたほうが良いと思います。
Q16.建物の用途が変わった時はどうすればいいの?
A.一定規模以上の建物については、消防法により「消防用設備等」の設置が義務付けられています。
建物の用途を変更することにより消防用設備等の規制に変更が生じる場合があります。
所轄消防署で事前打ち合わせを行い、併せて「防火対象物使用開始届出書」を提出しましょう。
またご相談頂ければ当社でもお力になれると思います。
Q17.設備に故障や不具合があった場合どうすればいい?
A.基本的に消防設備士によって、都度、修理・是正をしなければなりません。
誘導灯の蛍光灯切れ、消火器の交換程度のものならば資格の有無に関わらず処理できますが、基本的には消防設備士によっての修理が必要となります。
ただ、費用がかかるものですから、消防署へ届け出て是正までの猶予をもらえることもあります。
Q18.誘導灯や非常灯のバッテリーは何年くらいもつの?
A.誘導灯や非常灯のバッテリーの寿命は、一般的に4~6年とされています。
財団法人日本照明器具工業会では使用実績をもとに、6年を適正な交換時期として推奨しています。
Q19.消火器などについてくるシールは何?
A.法令に基づく適正な点検を行った証として点検済証(ラベル)を消防設備等の定められた位置に貼付します。
Q20.どのくらいの食糧とお水を用意しておけばいい?
A.一般的には「3日分」の備蓄が推奨されています。
これは公的な助けが来るまでの時間に消費する分を想定しています。
食糧は1日3食×3日分、お水は1日3ℓ×3日分を家族の人数分ご用意ください。
また食事をしたら、必ずトイレが必要です。
避難所のトイレは大変混み合い、衛生面やプライバシーの問題も起こりえます。食糧と併せて1日5回×必要日数分を家族の人数分用意しておくと安心です。
Q21.どんな防災用品を揃えたらいい?
A.【個人の場合】
防災用品の基本が詰まった「防災避難セット」+上記の食糧とお水を備蓄すると良いと思います。
その他に必要なものは家族構成によって異なります。
例えば赤ちゃんがいる場合は、粉ミルクや哺乳瓶、紙おむつ
お年寄りがいる場合には予備の老眼鏡や常備薬、消化しやすいおかゆなどです。
防災避難セットを用意したら、家族構成にあわせて必要な物をプラスしましょう。
【法人・自治会の場合】
法人の業種や規模によって必要なものが異なります。
最適の備蓄プランをご提案いたしますので、お気軽にお問い合わせください。