50人が〝生きがい〟継続へ
県生涯大学校南房学園で学んだ第33期の同窓生が、OB会を結成した。卒業生97人のうち、50人が会員となった。同大学校の設置目的である「高齢者の自己啓発と社会活動への参加による生きがいづくり」を、OBとして実践していく。
結成総会は8日、館山市の南房学園本校舎であり、役員や新年度行事などを決め、正式発足した。この席上、活動事業が決められ①地域貢献②東日本大震災被災地応援活動③会員親善・健康増進のためのスポーツ④そのた目標達成に必要と認められる事業――の4点を決めた。
このうち、被災地の応援は、7月22日に東松島市ひびき工業団地の仮設住宅に県産の野菜や果物、海産物を届けるもの。客足の遠のいている福島県内の温泉に宿泊し、復興に寄与しようという。
当面の活動として、被災地へ贈るジャガイモを栽培するため。23日にジャガイモの植え付けを予定している。一般市民にも呼びかけ、7月に贈る野菜を育ててもらおうという。
野菜に関する問い合わせは、南房総市の岡本正博さん(0470―36―3924)へ。
OB会の役員は次のとおり。 =敬称略
▽会長=岡本正博(南房総市)▽副会長=加瀬谷礼子(木更津市)黒川直美(館山市)▽事務局長=鴇田司郎(市原市)