ここは 農作業を体験された皆様のコーナーです

農場作業の補助(お手伝い)体験及び、御訪問下さった方々の御紹介


2000年9月    [Back]   [Index]  [Next]  

2000/9/19
Ken Iwakiri岩切さんの搾乳最終日の岩切さん 9月13日から7日間体験の神奈川県から来たお兄さんは、 電子回路の設計が仕事だそうですが 酪農に関する職業に転職を考えているそうです。サラリーも安定した優良企業に お勤めなのですが、価値観という物は本当に人によって違う物だと思いました。 趣味は、夏はヨットで20人仲間で出資して所有しているのだそうです。 冬は専らスキーだそうです。私が学生だった頃の時のスター「加山雄三」を 地で行くナイスガイです。それこそアウトドアで鍛えた体は牛舎の作業は 難なくこなし、観ていて安定感がありました。
転職の事は、同僚や先輩にも相談した様ですが、皆「何で・・・!?」と、 驚いて二の句が無かった様です。牧場経営は甘い物ではありませんが、 なんだか彼を見ていると応援したく成ります。
ただ最終決定は、もっと情報や経験を積んで慎重に為るべきだと思います。

2000/9/17
Makiko Aizeki作業着に着替えて本格体験?牛糞の運搬 9月8日に朝日新聞者の取材を受けました。メールの著名が女性でしたので 承諾した訳ではないのですが、キュートなキャリア・レディさんでした(^-^)v
日曜の千葉版でB4サイズのスペースを担当しているとの事でした。 千葉の今世紀の歴史を振り返ると言う連載企画で、今回は酪農にスポットを当てて その歴史と現状が内容だそうです。酪農は全く未知の分野だそうですので、 順を追って私的考察を踏まえ2時間余りの取材を受けました。 具体的な数字や正確な年代は、記憶が定かではないので、町役場や、酪農のさと資料館、安房支庁等で確認を取る様に御願いしましたが、我ながら自分の記憶の曖昧さには 驚きました。年をとると、同じ事を何度も言うと申しますが(苦笑)反復しないと 忘れてしまうからなのでしょうか?申した事を忘れるのはボケなのでしょうが・・・。 作業後の搾りたて牛乳 実を申しますと、相関記者は11日の早朝に朝の作業風景も取材したいとの事でした。 うろうろされると仕事の邪魔ですので、邪魔をしない事を条件でOKしました。
当日薄暗い内に到着したので聞きました所、前日早く寝て早朝に出発しようと計画したが眠れないので、午前2時ごろ千葉をでたとの事でした(笑)近くで仮眠して時間調整していたそうです。真面目な取材態度と「良い記事にはコストを掛ける事が必要」と言う彼女のポリシーに免じて、特別に急遽酪農体験をプレゼントしちゃいました(爆)
牛糞の掃除と運搬作業をお任せ致しましたが、白いポロとスラックスでは、ウンチの 染みが取れなくなるので、作業服をお貸ししてシッカリと体験して頂きました。 朝食後暫らく、取材や四方山話で過ごして11時過ぎ迄滞在しておられました。 搾立て牛乳の乳脂肪分4%以上の生の牛乳のこくと甘味に、とても感動してました。

2000/9/10
Teruaki Ninomiya搾乳前の乳房の殺菌・拭取り体験終了 9月4日から10日まで体験の二ノ宮君は東京都調布市から来て下さいました。 日大の学生さんでした。彼も、日常のストレスから開放されようと、 自然の中でユックリと自分を見つめ直す空間を求めて体験に応募されたようです。
確かに都会と違い人も動物も、目先の流行などに惑わされる事無く、何年間もの 時間をかけて子牛から母牛にと育て上げ、小牛には父牛との交配による遺伝による 改良効果を期待する・・・。今時気の長い産業だなぁとつくづく自分でも思いますが、 都会の人には、このような牧歌的な産業は、羨ましく思えるのでしょうネ。
ただ、生き物相手ですので、1日24時間勤務、1年365日休む訳にはいかないのです。 最近は酪農ヘルパー制度が充実して1ヶ月当り1日、2日は休日が取れる様に 為りましたが、それとて朝夕の給餌と搾乳をお願いするだけですから、 出掛けても、牛の動向は気に掛かります。
二ノ宮君も、酪農家の内情を経験してとてもショックだった様です。 理屈では、解かっていても体験の大切さと、知らない世界の在った事等、 厳しい現実を目の当たりにして、一週間黙々と過ごされました。 この経験を忘れないで頑張って欲しいと思います。

2000/9/2
大妻女子大学3人組 8月の下旬から9月の2日迄に、ちょ〜元気なお姐さん達が3人体験に来て下さいました。 大妻女子大の学生さんで、ゼミで研究発表の論文の材料にするのだそうです。 今年は、既に女性3人同時に宿泊して酪農体験を行なうのは経験済みでしたが、 今回の3人組は、その圧倒的なパワーで初対面から私、負けてたみたいです。(汗) Miqu WatanabeKumiko TominagaKeiko Shibata 見るも聞くも、全てが初体験。汚い仕事も、臭い仕事も、みんな 楽しい経験として?受け入れて頂きました。申込の段階で女子大生3人組 と聞いただけで「女+女+女=姦しい」を連想しましたので、メールでは、 3人別々に違う仕事を体験してもらう事を前提に受入に応じましたが、 女性と言う生きモノ、案外環境順応力に関しては、世の男性より優れて いる物なのだと彼女達を観ていて改めて実感致しました。休息時間や 夕食後には、真面目に御勉強?もしていた様ですし、この体験を通じて どんな研究発表が出来るのか、私も内心楽しみになってきました。
猫の「との」に、別れの挨拶?  でも、さすがに若い彼女達も現実の厳しさには勝てず、最終日には、 気が抜けたのか、ぼぉ〜としてたように見えました(微笑)
♪疾風の様に現れて嵐の様に去っていく♪そんな、彼女達でした(爆)


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