ここは 農作業を体験された皆様のコーナーです

農場作業の補助(お手伝い)体験及び、御訪問下さった方々の御紹介


2000年8月    [Back]   [Index]  [Next]  

2000/8/3
ヘルパーの鈴木さん・子安君・山田さん

8月1日から名古屋の山田夏希さんが酪農体験に加わりました。子安さんは、今までの 体験でマスターした技術を彼女に伝える事が、最後の5日間の課題となりました(笑)。 新任酪農ヘルパーの鈴木瞳さんが、来た時には、3人でとても賑やかに談笑してました。 山田さんも、三重県の皇學館大学の学生さんで、農業は全くの初体験でしたが、小さな身体の何処にパワーが隠されていたかのような頑張りで、毎日を過ごされました。今年の夏も暑く、エアコンの無い我家の食事風景は、牛舎作業の汗が乾かない内に、大勢で戦争のような勢いで(冷汗)食べ始めます。夏休み中は子供達が3人居ますので、子安君と山田さんを含め8人で食卓はごった返しておりました(爆)

子安君のお別れ会?山田さんの歓迎会?Natsuki Yamadaさんの糞掻き作業

2000/8/7
山田さんの搾乳 子牛の哺乳?
8月5日に子安君が帰りましたので、彼から伝授された?「牧場の過ごし方」を 復讐しつつ、8月9日からは、次に来る体験者の教官として気を引き締めて(微笑) 体験を楽しんでいる山田さんでした(謎)
体験初日には、「小食で・・・。」と、云う事でしたが?おがた牧場の苛酷な労働は 消費エネルギーが、体験者にとって未曾有の領域なもので、必然的に身体が、 摂取エネルギーを要求して、エネルギーのバランスをとるように成ってきます。 逞しくなった彼女は、この体験を通して「もっと他の酪農と出来れば北海道に行きたい」と希望と夢を話してくれました。私は、彼女の希望を実現させてあげようと、 インターネットで知り合った、北海道中標津町の株田牧場さんを紹介致しました。 メールで学生さんの受入を問い合わせた所、快諾されましたので、経済性重視のフェリーと電車の乗り継ぎで北海道行きプラン実行する事に成りました。

2000/8/10
8月9日から静岡赤十字看護専門学校から2人の学生さんが体験に訪れました。 山田さんは、北海道行きが決定しましたので、疲れ気味ではありましたが、 最後の任務である、新入生への作業手順の伝授を確実に(微笑)行なってます。 さすがに、女の子が3人にもなるとおがた牧場も華やいだ感じになります。 (^o^)v 今日から山田先生と、石上・加藤生徒さん(笑) Natsuki Kato

2000/8/17
山田さんが北海道に発ち、いよいよ私達の天下とばかりに張り切る加藤さんと石上さん であったが、何時まで続くのでしょうか?現在の所、夕食後や仕事の合間の休憩時間 には看護学校の御勉強も熱心に、こなしているようでした。北海道の山田さんからは、 晴れた摩周がとても素敵だと第一報が入ってきました。8月15日からは急遽岐阜の 小川さんの酪農体験が決まりましたので、覚えたばかりの作業手順を?どう伝えるか パニックでもあった様です。 Yukiko Ishigami最初は楽しい搾乳作業?

天候に恵まれて、休む間も無く連日のサイロ詰め作業、私も彼女達が居るので 安心して牛舎の作業を任せておりました。気が付いてみると、元気な状態と、 お疲れモードでは同じ作業でも、かなり表情が違ってました m(_ _)m
どうも、体験終了後、看護学校への提出課題の進捗状況も思わしくないような・・・(汗) 疲れ気味の石上さん?疲れ気味の加藤さん?

2000/8/20
Makiko Ogawa 2年前の夏休みに体験酪農に来て頂いた小川さんが8月15日から 滞在して下さいました。当時高2のお嬢さんが今回は、短大生と してチョット色っぽくm(_ _)mなっての再会でした。前回の体験初日に 産まれた子牛は、今年の7月25日に元気なオス牛を出産してお母さん牛 になってました。2年ぶりに想い出の牛との再会にとても感激して いた様です。小川さんは当場での体験の後8月27日から米国オレゴン州 の大学に3ヶ月間留学するそうです。今回は以前より明るく逞しく なって夢と希望に溢れている様でした。若いってイイナ・・・!
ちょっと年を感じるオジサンでした(笑) お別れ会はチョット酔っぱらい? 加藤さん、石上さん、小川さん、賑やかな面々とも明日でお別れ(淋)と言う事で 今回は、兎にも角にも御天気続きで皆様とお話する機会も無かったので? 近くの居酒屋で(小声)お別れパーティー。今回は、獣医さんの御好意で、牛の 手術現場の見学会もあり、看護学校の皆さんも、以前獣医を夢見た小川さんも 貴重な体験に感激し、親切な獣医さん達にも感謝感謝の連続でした。
小川さんは、獣医に成るのは無理だけど獣医の奥さんなら、可能性があるかなぁ・・・。 などと申しておりましたが、あいにくローテーションが悪く妻帯者ばかりが、 往診に来てました。 体験終了日は?素晴らしい笑顔! 言いたくは無いのですが(笑)「何で体験終了の御別れの時って、皆さん晴れ晴れとした 良い顔をするのでしょうか?」
皆さん御苦労様でした! この写真は、最寄りのJR南三原駅での最後のスナップです。

2000/8/28
8月21日からは、県立我孫子高校3年の海老原君が体験に来てくれました。 11日に御両親と事前にご挨拶に来て頂いたので、簡単な説明の後すぐに 作業に入って貰いました。農家を知らない人にとって、鍛えた身体の持ち 主であっても、作業その物よりも生活のリズムが全く違う為、堪えている様でした。 海老原君と御両親海老原英雄君

もっとも、身体の良いのを当てにしてイキナリ昼間の作業を全て任してしまったり おがた牧場流の体験メニューには、「ここ迄させるかよ!普通・・・」と言わせるほど 苛酷な物がありました m(_ _)m
でも、1週間の短い間の経験で、彼の今までの人生では得られなかった価値観 を学んでくれた様です。来た時の、動物好きの優しいお兄さんから、凛々しい 青年の面構えに変わったと思ったのは、私だけだったのでしょうか? 人生の中で最も多感な青春時代にあえて苦境に身を置き、自分を見つめ直す 姿に感動させられました。 海老原さんの搾乳(デッピング中)子牛と会話?


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