(主人公名字) (主人公名前) さま
おたんじょうび おめでとう!

これはあなたのために とくべつに
つくられた おはなしのほんです。

(この部分に20文字のメッセージを)
(2行入れられます)

2001

(贈り主)より

(主人公呼び名)
びっくりたんじょうび

あなたにおくる おはなしのほん

カレン・M・ヘフティ作
あき よしこ訳

ヴァレリー・ウェブ画


《びっくり誕生日(子供用)》

テキスト形式の文章と挿絵の部分のサンプルです。
(実際のものと、ページ上のレイアウトが異なります)

赤い文字の部分が入力されるデータです。
※赤い文字以外のところは変更できませんのでご了承ください。

(主人公呼び名)は ずっとまえから
おたんじょうかいの ことを
かんがえていました。
「ぼくの おたんじょうびは
ほんとうにくるのかな?」
おたんじょうかいには たくさんの
おともだちに きてもらいたいと
おもっていました。
(友達A)(友達B)(友達C)には
ぜったいに きてもらいたいな。
そうしたらこんどの おたんじょうかいは
さいこうだ!」


(主人公呼び名) は うれしくて
なにをしても おちつきませんでした。
まちにまったひが、ついに
やってくるのです!
(住んでる場所)の みんなに
11日というひを
おぼえていてほしいと
おもっていますた。

このひ (主人公呼び名)
(年齢)に なるのです!

でも ひとつのドアだけ
おなじいろの かぎが ありません。
そのドアは とてもきれいな
にじいろです。
「どうやって このへやに
はいるのかな? にじいろの
かぎもないし、ドアのとってだって
ついていないし、
どうしたらいいのかな…… そうだ!
(友達A)や、(友達B)や、(友達C)
きいてみよう!」


たんじょうびの まえのよる、
(主人公呼び名)
すてきな ゆめを みました。
おたんじょうかいの ために
おしゃれをして おおきなへやの
まんなかに ひとりで
たっている ゆめです。
そのへやには いろのちがうドアが
ありました。
(主人公呼び名)
10この まほうのかぎが ついた
かぎのわを もっていました。
かぎのいろは ドアのいろと
おなじ くみあわせでした。

あおのへやを みおわって、
(主人公呼び名)
しろいかぎで ドアをあけて、
そっと しろいへやに
はいってみました。
しきには バースデー・ケーキが
いくつもいくつも ならんでいました。
ちいさいのや フルーツケーキも
あって、
(主人公呼び名) ひとりでは
とても たべきれそうに ありません。
いちばん おいしそうなのは
(年齢)だんがさねの
しろいケーキでした。
(友達A)や、(友達B)や、(友達C)
きっと いっしょに このケーキを
たべたがるだろうな」 と
(主人公呼び名)は おもいました。


(主人公呼び名) あおのドアを
あけようと おもいました。
あおいかぎを かぎあなに さしこんで
ゆっくりと ドアを おしあけると……
そこには かぞえきれないくらい
たくさんの ふうせんが ゆらりゆらりと
ゆれちました。
おおきいの ちいさいの まるいの
ながいの くねくねしたのや
おかしなかたちの ふうせんも あります。
(主人公呼び名)は うかれて
ふうせんを つつきながら
あるきまわりました。
なかには いままで みたこともないほど
おおきい まっさおな
ふうせんも ありました。

つぎは オレンジの へやに
いってみました。
ドアをあけると
(主人公呼び名)
おもわず くすくす わらって
しまいました。
だって、おもしろい かっこうをした
ピエロが 40にんも いたんです。
どのピエロも かみのけの いろは
オレンジいろ!
ふとっちょのピエロ、やせたピエロ、
たのしそうなピエロ、
なきがおのピエロも います。
てじなを したり、とんだり
はねたりしている ピエロも いました。
(主人公呼び名)は わらいすぎて、
なみだが でてきました。


さくらんぼのような あかいかぎで
つぎの ドアをあけると、
(主人公呼び名)は びっくりして
ひっくりかえりそうに なりました。
めのまえに とけかかった
ちょうとくだいの アイスクリームが
そびえたって いたのです!
さくらんぼと ナッツがはいっていて
ホイップクリームも たっぷり、
シロップもかかっています。
「アイスクリームの やまを
すべりおりたら たのしいだろうな。
ほんとうに おいしそう ……はやく
たべたいな!」
(主人公呼び名)は いいました。

ピカピカに かがやいている
きんいろの ドアを
あけた
(主人公呼び名)
とびあがりました!
へやじゅう のりものだらけ。
まんなかにはきれいな きんいろの
メリーゴーランド!
きんいろのくらを つけた ポニーや
かんらんしゃ、でんしゃや
じどうしゃの おもちゃも
ありました。


ゆめのなかの みどりのへやは、
プレゼントが つまりすぎていて
(主人公呼び名)が ドアを
あけようとしても なかなか
あきませんでした。
(友達A)や、(友達B)や、(友達C)
からの プレゼントはどれかなぁ。
「このなかに たんじょうびに ほしいと
おもっていたものが あるといいけど…
あのみどりのはこが そうかな!?
あけてみようかな?」

(主人公呼び名)
まよいましたが、おたんじょうかいまで
まつことにして、つぎのへやを
のぞいてみることに しました。

ちゃいろのドアの へやは、いろいろな
ぬいぐるみで いっぱいでした。
(主人公呼び名)
かわいくて ふかふかした ちゃいろの
くまを だっこしてみたいと
おもいました。
(主人公呼び名)より
せのたかい ほんものそっくりの
きりんや、かたてに のるくらい
ちいさい ぬいぐるみも いました。
「このぬいぐるみたちを みんな
じぶんのへやに つれていきたいな。
でも、ベッドが どこだか
わからなくなったら、たいへんだ!」
ちょっと こまってしまった
(主人公呼び名)です。


ピンクのかぎで あけた へやは、
ピンクいろの あめが いっぱいでした。
「わあ、すごい!」
(主人公呼び名)は さけびました。
「こんな いいゆめ はじめて!」
ぼうつきのペロペロキャンディ、
ほそながいペパーミントキャンディ、
かたいの、やわらかいの、
チョコレートがついたもの……
あめ、あめ、あめ、あめだらけのです。
(主人公呼び名)は おもいました。
「このあめ
(友達A)や、(友達B)や、(友達C)
わけることに しよーっと!」

さいごのかぎは ぎんいろの
かぎです。
(主人公呼び名)
ぎんいろの へやのドアを
あけました。へやが いろんないろの
テープで かざられています。
そこには、おたんじょうかいに
つかうものが ぜんぶ そろって
いました。
おさら、コップ、ナプキン、フォーク、
スプーン、ぎんのふえや、すず、
ラッパ……
たんじょうかいに きてくれたみんなに
よろこんでもらえそうなものが
なんでもありました。


きいろのドアを (主人公呼び名)
あけると、そこには おもしろそうな
ゲームが たくさん ありました。
ロバのしっぽのふくわらい、おはじき、
おてだま、りんごのヨーヨーつり、
わなげや いすとりゲームのいす……
(主人公呼び名)は どのあそびから
はじめればいいのか、
なやんでしまいました。

ちょうど そのとき めがさめました。
(主人公呼び名)が きがえて
いそいで だいどころに いくと、
ゆめでみた にじいろの へやと
おなじ かざりつけが してあります!
「おたんじょうび おめでとう!」
みんなのこえが しました。
(主人公呼び名)が ふりかえると
(友達A)も、(友達B)も、(友達C)
います。
「わー、びっくりした!
でも さいこうのたんじょうかいだ!
みんな ほんとうに ありがとう!」


(主人公呼び名)は まだ
ゆめのなかです。
にじいろの ドアのまえに
たっているのに、やっぱり かぎが
ありません。
かがみこんで かぎあなから なかを
のぞいた (主人公呼び名)
びっくりしました。
「ここなら おたんじょうかいが すぐに
はじめられる!」
そこには ほかのへやで みたものが
ぜんぶ ありました。
でも、へやには だれもいません。
(主人公呼び名)は すごく
かなしくなって、つぶやきました。
「ひとりだけの おたんじょうかいなんて
たのしくないよ」










(主人公呼び名)
こんどの おやすみのひに いきたいところ