穴熊軒 TECKEL SPIRIT
2008年 サマーセミナー |
今年も東京西ワイズダックスフンドクラブ研修会に参加してきました。 今回は東京での1日セミナーです。 ダックスとは、どうあるべきなのか。何故、そうでなければならないのか。 午前中は骨格構成から動きにかけてみっちり勉強をし、あっという間にお昼時間となってしまいました。 長い時間講習を受けていると、意識が途切れる時間がありそうなものですが、ちっとも眠くなりませんでした。 ・・・はい。 毎年座学で居眠りこいて、うっかり写真を撮られるのは私デス。 学生のときから座学は苦手でですね〜(^^; 午後は実際に犬を比較しての勉強でした。 大切なのは加算方式で犬を見ること。 その犬の駄目なところを探すのではなくて、『ここがこうなったらもっと良くなる』という考え。 「犬の駄目なところを話し合っても、すぐに会話が終わって発展しないだろう?」 森先生の言葉が胸に刻まれていきます。 犬の駄目なところを見るのではなく、良いところを見れないといけない・・・普段からよく言われていることを思い出しました。 「自分が審査員になったつもりで、見て、触って、どちらの犬がスタンダード(犬質標準)に近いか見比べて」 犬と犬を見比べるのではなく、それぞれの犬と犬質標準を比べること。 実際の比較モデル犬たちは月齢も近く、どの犬もショーチャレンジしていたりチャンピオンになっている犬達ばかり。 そんな犬達を見比べることはとても難しかったですが、実際に見て、触って、とても貴重な体験が出来ました。 休憩後、今度は外に出てグルーミングとハンドリングの講習です。 犬質標準を頭に入れ、どこをどうしたらその子の足りないところが補えるか、どうしたら良いところをアピールできるか。 自分がどうしたいか考えてグルーミングをしていきます。 トリミングナイフの使い方やハサミの入れ方を教えていただきました。 見る見るうちに犬達が変わっていきます! 「ハンドリングはグルーミングの時から始まっているんだよ」 「ショーに出てハンドリングするだけじゃなく、アートを楽しむのもいいもんだよ」 先生のグルーミングを見ていると、確かにアートだなあと納得してしまいました。 ・・・でも実践するのはなかなか難しいです。精進あるのみですね。 最後はハンドリング(今回は犬のスタック)を教わりました。 とにかく早く立たせること。 早く立たせて、審査員に自分の犬を長い時間見てもらうこと。 ミニチュアの立たせ方、スタンダードの立たせ方、個別に指導していただきました。 一日が、本当にあっという間に過ぎました。 短い時間の中で、森先生はたくさんのことを教えようとしてくださり、とても内容の詰まった濃い講義でした。 もう一度先生から講義を受けるチャンスが欲しい! そう思えた研修会でした。 森先生、ワイズダックスフンドクラブさん、ありがとうございました!! >>>戻 |