完成です。
コ院に安置

※「焼き嵌(ば)め」について

伝統的技法の「焼き
ばめ」

今回は特別にベア
リングを中に装備
致します。

丸い車輪をつなぎと
める

  坂井武雄師
この作品を生涯最後の
作品にするとおっしゃ
って頂きました。

車輪の外側に鉄をはめ込むという、伝統的技法の「焼き嵌(ば)め」です。
鉄の輪を焼き、真っ赤に焼けたまま車輪の外側にはめ込みます。
水槽の中に入れると鉄が締まります。

この伝統的技法は日本で数人しかすることができない技法で、坂井さんは
この大八車を「一生の大作にしたい」とおっしゃって下さったので、この
技法を用いることに致しました。

坂井さんのプロフィ
ールなどがのってい
ます。↓

京都から観音様と供に歩くには観音様に乗っていただくお車が必要です。
悩みに悩んでいたとき千葉県の文化財関係者から大八車を作る事のできる
伝統工芸師のお話を頂きました。

早速、伝統工芸師「坂井武雄師」にお願いにあがったところ、快く引き受
けてくださいました。

伝統技術は圧巻でした。

大八車との出会い