安房国札三十四ヶ所(番外三カ所) 観音霊場 ご開帳

開帳期間:2014年3月10日(月)〜4月10日(木)


慈恩院塔頭の「震災記念観音堂」は、 安房国札三十四カ所(番外三カ所)のうち、番外の観音霊場です。

震災記念観音堂

一般に「震災記念観音堂」と呼ばれ、慈恩院の塔頭(たっちゅう)として多くの人々の帰依を集めている。
御開山は、(佐々木珍龍)耕雲珍龍大和尚禅師。

創建された趣旨は、
大正12年9月1日に起き、未曾有の大被害を出した「関東大震災」による犠牲者の御霊を慰め、
且つ「世界平和」の為、そして世の人々の「精神教化の一大道場」たらしめんが為、という発願のもと、今日に至る。
                                (『観音堂 縁起』より抜粋)











本尊
佐渡渡来 丈六観世音菩薩像
(高さ 1丈六尺 約5m 杉 一木作り)




親松佛巌作。

日蓮上人所縁、佐渡の御神木とされていた神代杉の大木を、
猪股惣四郎氏より提供を受け、
「金山」の山奥から村中の人々総出で切り出され、
工房に運ばれ制作が始められた。

正にお祭りの様な、賑わいとお祝事で、
その時の様子は現在にも多くの人々に語り継がれている程の大行事であった。

佐渡・金井町の古刹“本光寺”奉安、
国宝“聖観世音菩薩”を原型として『丈六大観世音菩薩』は完成され
昭和3年、日蓮上人生誕地、安房の「観音堂」に奉安された。

            (『観音堂 縁起』より抜粋)






             

清国伝来 聖観世音菩薩像   清国伝来 阿難尊者像
(高さ約1m 青銅製)          (高さ約1m 木造乾漆作り)





本尊の高さは5m。その高さゆえ 本堂の奥まで入り、天井を見上げて頂いてはじめて その御顔を拝観できます。









震災記念観音堂 御詠歌



※ここで音声の再生・停止が出来ます。










遠路遙々巡礼においでの皆様を、ご接待致します。







安房国札三十四ヶ所(番外三カ所) 観音霊場 ご開帳

開帳期間:2014年3月10日(月)〜4月10日(木)


開帳期間外に巡礼に来られた方は、観音堂でなく
慈恩院・境内奥の寺務所までお越しください。

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