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びわの歴史は古く、江戸中期より栽培されていたようです。本格的に栽培が普及されてきたのは、明治にはいってからです。代表的な品種として九州地方の「茂木」そして、千葉県に代表される「田中」の二大品種とされていました。しかし、びわ栽培には立地条件(寒害、風害)が限られており、袋掛け収穫出荷と手がかかり、全国的にも栽培面積は増えませんでした。 私の住む南房総市富浦町では、北限といわれる気象条件のなかで積極的にびわ栽培をとりいれ、「田中」と並ぶ品種「大房」(早生)の普及とともに東の一大びわ産地として今にいたりました。近年、施設栽培も導入し収穫期の拡大となっています。 びわの他に、花栽培も盛んで夏の海水浴と都心に近いことで多くの観光客がおとずれている、元気な町です。 |
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