私の所有するオートバイは、2001年モデルのマレーシア仕様逆輸入フルパワー車(147ps)です。
カワサキZZR1100とは、以前世界最速マシンとして君臨した、排気量1100tのオートバイです。
なんて書かなくても、このページに来てくれた方は、きっとご存じですよね。
さてさて、世界最速マシンの座を他に譲ったとはいえ、そのパワーと人気は未だに衰えることなく現役で
爆走しています。(もうZZ−R1200が登場してしまいました・・・でも、1100のほうがかっこいい!)
1200のオーナーの皆さんごめんなさい。でも、1100が好きなのさっ。
ZZRってどう読むの?
長年の謎でした。普通に読めば「ぜっとぜっとあ〜る」、英語風に発音すれば「ずぃ〜ずぃ〜あ〜る」ですな。
でも、カワサキでの正式な名称は「だぶるじーあ〜る」らしい?です?本当か?
カワサキ公式サイト内のZZ−R400のビデオをみていたら、「ぜっとぜっとあ−るよんひゃく」と
言っていたぞ。国内仕様だから、日本人風に「ぜっとぜっとあ−る」?
英語風なら「だぶぉずぃ〜あ〜る」ということか。でも、人それぞれいろんな呼び方をしますね。
「つーじーあ〜る」???という人もいるし。結局は、自分の好きな呼び方読み方が一番。
おいらは、「ぜっとぜっとあ〜る」と呼んだり、「ずぃ〜ずぃ〜あ〜る」と呼んだり
「だぼじぃ」と呼んだりいろいろです。別の愛称は「キャサリン」です、よろしく(^^;。
スペックは省略
スペックは、あっちこっちのHPで出ていますので、この際省略しちゃおう。ただ一言で言えば「すごい!」です。
ZZR1100までの道のり その1
中型自動二輪(今の普通自動二輪)免許を取得したのが、1991年でした。当時、レーサーレプリカブームの
最盛期でした。おいらももちろんそのブームに便乗してNSR250を購入、峠小僧デビューしました。しかしな
がら、ホームコースとしていた某ワインディングでの死亡事故。それから峠小僧は卒業し、ツアラーへ変身し
ました。今考えてみれば、NSRでよくツーリングに行ったものです。1日で三重県鈴鹿サーキットから千葉の
端っこ南房総まで帰ってきたときは、さすがに身体がガタガタでしたけど。その後到来したネイキッドブーム。
もちろん、またもやブームに乗っかり(^^;ゼファー400を購入。ゼファーはほとんど通勤マシンに変身してしま
っていました。たま〜に、ツーリングに行っただけかな?ゼファーに乗り始めた頃から、ZZ−Rの存在が気に
なっていました。ZZR400と信号で並んだとき、同じ400tなのに、あの大きさ、迫力のあるスタイル。
絶対400には見えないなぁ。ZZRに乗り換えちゃおうかなぁ、でもお金ないし・・・という訳でそのまま6
年間乗り続けました。2001年、時代は21世紀になりゼファーがまもなく3回目の車検を迎えることになりま
した。
いつ車検に出そうかなぁ〜、でももうボロボロのサビサビだし、買い換えようかなぁなんて考えながら通勤して
いたある日、信号待ちで対向車線にZZRが止まってました。すれ違いざまに久しぶりに貰ったピースサイン、
一瞬目に入った1100のロゴ。その瞬間に、今まで止まっていたZZRの時間が再び動き出しました。
(う〜ん、我ながらかっこいい言い回しだ)そうだ、おいらにはZZ−Rの夢があったんだ。しかも、400tなんて
言わずに(400オーナーの方ごめんなさい)世界最速の1100だ!よし、大型免許をとろう!
そうして、ZZR1100への道がスタートしたのでした。
ZZR1100までの道のり その2
運命の出会いの交差点から職場までの間、大型自動二輪免許を取得について考えた。道は2通りしかない。
免許センターで一発試験でとるか、地道に教習所に通うかである。でも、おいらの住んでいるところは、免許セ
ンターまで遠いのぉ〜。近くの教習所では、大型二輪教習をやってないしぃ〜。どうしようか考えながら、結局
は確実に免許が取得できる教習所に通うことで決定。職場について速攻で教習所に電話(おいおい仕事しろ
よ!)、入校日と料金を聞いていたら、なんとホームページから入校申し込みが出来るし、ネット申し込みだと
5000円割引という情報を入手。電話を切った直後に職場からネットで入校手続き完了!数日後入校式を済ま
せ、片道50qの教習所通いが始まったのでした。教習所通いが始まった直後に、ゼファーに乗ってバイク屋さ
んへ。そこで、ZZR1100に初めて跨ってみました。おぉ、で・でかい。でも、これがおいらが探し求めていた
モノだぁ!ゼファーをその場で査定して貰い、査定価格も納得のいくものだったので、「じゃ〜このZZ−R1100
をくだしゃ〜い」契約してしまいました(^^;。教習も卒検も難なくクリア、たまたま偶然にも大型二輪教習に通って
いた高校の時の先輩と供に免許センターへ行って、晴れて大型自動二輪免許を取得したのでした。
ZZR1100がいよいよ納車
免許を取得して、すぐにバイク屋さんに電話。「こんどの日曜日に納車できる〜?」「できるよ〜」「じゃ〜取りに
行きま〜す」ということで、日曜日。天候は晴れ!そして大安、言うことなし。意気揚々と職場の後輩の車に
乗せてもらい、バイク屋さんに到着。手続きを済ませて、説明を受けていよいよZZRが発進する時がやって
きました。跨る前に取りあえず押してみる。うん、思った通り重い。さていよいよエンジンスタート、ノーマルマフ
ラーから聞こえてくる迫力のある重低音。これがリッターバイクかぁ、ひとしきり感動する。さて、出発だぁ!
ギアをローに入れて、そぉおぉっとアクセルを開けてクラッチを繋ぐ。そろそろと動き出して、いざ公道へ!
無事に立ちゴケもせず大型デビューを果たしました!
ZZR1100インプレ
いろんなHpで言われている通り、「重い」の一言がまず第一声。でも、いざ走り出してしまうと、全然重さは感じ
られない。コーナーも思った通りに倒れてくれて、思い通りのラインで抜けられます。パワーは凄そう。でも、
今慣らし中だし(著者注 2001年9月解除)、大型二輪は初心者運転期間中なのでフルパワーは当分おあずけ。
でも、安全運転を心がけているので、最後までフルパワーを体験出来ないかもしれない(^^;。渋滞や信号待ち
とかで冷却ファンが回ると、それはそれは暑い熱い!冬場は良いかもしれないけど、夏場は大変ですね。
あと、リアブレーキが全く効かないぞぉ!焼き入れしないといけないのかな?でも、フロントは普通に効くしなぁ。
まぁ利点欠点は何にでもあるわけで、お気に入りの一台、大切に乗っていきたいと思ってます。
最後まで読んでくれてありがとう。