たうんず版Windows95到着
7月4日、タウンズ版Windows95が富士通から届いたので報告いたします。
パッケージの写真を見る。
タウンズ版の特徴
- Microsoft Internet Explorer 2.0 が標準で搭載されている。
(ダイヤルアップで問題なくインターネットに接続できました。)
- FM TOWNS アクセサリ、ビデオカード関連のドライバ等が入っているドライバーズディスク(CD)が添付されている。
- Puls! をインストールできない。
(インストールするとディスクが破壊されると書いてあったので、試していません。)
- そのほかにもいくつか制限があるようですが、まださわったばかりなのでよくわかりません。
セットアップ
FM TOWNSU Fresh・TV
- RAM 14MB(+8MB)
- HDD 1GB(標準の170MBを外して1GBを内蔵)
- MODEM FMー1414(日成電気)
上の機種に標準のセットアップをしたところ約1時間(正確な時間を計るのを忘れた)かかり、HDDは約80MB(これも正確な数値を覚えておくのを忘れました)消費しました。モデムは該当機種のドライバは無かったのですが、コントロールパネルのモデムから問題なく標準のモデムとして認識されました。
問題点
タウンズの場合、まず、Towns-OSを立ち上げてからWindowsのアイコンをダブルクリックしてWindowsを立ち上げて、Windowsを終了したらTwons-OSに戻る。というのが一般的ですが、95をセットアップすると起動ディスクが95をインストールしたディスクが起動ディスクに変更されてしまいます。
これはSETUP2コマンドで変更することが可能なのですが問題は「帰り」です。
通常バッチファイルにWIN(WINDOWS)に続けてREIPL D:(Towns-OSのディスク)とすることで、これを実現していたのですが、95の場合WINコマンドを打たなくても起動してしまうため同じ方法は使えません。
このままだとWindowsを終了したとき「コンピューターの電源を切れる状態にする。」を選択してしまった場合、「電源スイッチを手で押して電源を切る」羽目になってしまいます(何の問題もないがタウンズらしくない)。
もっとも「コンピューターを再起動する。」を選択すれば問題はないのですが・・・。
それから、REIPLやPOFFといったコマンドは、標準では95のDOSモードに無いのでドライバーディスクからインストールする必要があります。
その他
一部で囁かれている使用権利の問題については使用許諾契約書の文書が難解であるため、結局よくわかりません。
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