2008年 3月議会私の一般質問
東の玄関口(和田地区)の活性化を。

辻 )観光施策の観点から、市内全域を見渡した時、南房総市の東の玄関口である和田地区の活性化をどのように図っていくのでしょうか。現状の南房総市には市街地らしき雰囲気の場所がなく、鴨川市から入り、わずか20キロ足らずの道のりで、アッという間に市内を通り過ぎ館山市の中心部についてしまいます。
市長)和田地区には、歴史と伝統にはぐくまれた鯨、花栽培発祥の地、快水浴場百選に選定された和田浦海水浴場、日本の新100名山の烏場山を通るハイキングコースの花嫁街道など、多くの観光資源があります。しかし、道の駅のような交流施設がないため現地での観光案内は鉄道利用者中心になりがちです。そこで、鴨川方面から車で市内に入る来訪者には、和田地区だけでなく丸山・千倉・白浜地区など、南房総市全体の情報を有効に発信していくことが市内の滞留を促すと考えます。国道128号線沿いで観光案内をすることが有効であると考えますが、単に情報発信するばかりではなく、経済効果も生み出す形の案内施設を設置すればよいか十分に検討し、計画づくりを進めたいと考えており、平成20年度から計画づくりに入る予定です。



辻 )南房総市では、耐用年数25年の石綿セメント管の年数がまもなく50年を迎えようとしています。(市内64キロ敷設)旧町村時代では50年とも60年とも言われ先の見えませんでした。合併効果の大きなものの一つとなりました「石綿セメント老朽管更新事業」は平成33年度完了を目標に、事業展開されるが、施行順序と危険極まりない撤去工事の施行方法は。
市長)既設石綿セメント管の布設時期や漏水の発生頻度を考慮しながら、主要幹線、地震災害時の緊急避難所や学校及び病院等、公共施設に至る場所を優先的に整備、一地域に偏ることがないよう実施していきたいと考えています。また、道路管理者と協議して施工することになりましが、道路改良工事等にあわせ、可能な限り同時期に工事を発注をし、道路復旧費の削減を図ります。旧セメント管の処分ですが、道路管理者と協議し、布設場所に埋め置きするか、撤去処分といたします。撤去処分する場合は露出すると発がん性物質とされる石綿が飛散する可能性があるので適正な施行管理のもと行います。

南 房 総 市
議会報告座談会

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 第8回「議会報告座談会」を開催させていただきます。                                    2008年5月11日

平成18年6月議会で、「南房総市の東の玄関口である旧和田町の地域には、車社会の情報発信基地である『道の駅』が設置されてないが、7地域の特色と共通の利点を生かした格差の無い南房総市づくりのために、「道の駅」設置の考えについて市長の見解を伺う」と、お尋ねをいたしました。


合併して、まもなく3年を迎え、石井体制も整い、特に観光
に対しては、観光プロモーション課を設置しました。また、年頭の挨拶の中で、「環境・観光都市づくり」をトップに上げていまます。現状では、鴨川市から南房総市に入ると、わずか20キロ足らずの道のりで、アッという間に市内を通り過ぎ館山市の中心部についてしまいます。


南房総市には市街地らしき雰囲気の
場所がないからです。冬の天気図ではありませんが、市内の情報発信機能は、西高東低でありバランスを著しく欠いています。東の玄関口に情報発信基地があれば、観光の皆様は、いつのまにか館山市に入ってしまったということは避けられ、同時に市内の観光情報を案内することができす。

丸山地区は勿論のこと、千
倉方面白浜方面の情報も知ってもらい足を運んでもらうことができます。

合併から2年経ちました。市内の的確な情報
を流すため観光施策の観点から、市内全域を見渡して、東の玄関の対策を真剣に考えるべき時がきています。

辻貞夫後援会 
南房総市和田町真浦96