辻貞夫の南房総市の発展に向けた新たな挑戦


          N0.16-2   NO.16−1  ホームへ
南房総市資料より抜粋

辻 それぞれの、基金の現在額は。
市長)1150万円です。


辻 それぞれの基金に対して、検討してきたことは
市長)条例83号については、北三原地域の振興を思案して いますが、具体的な検討に入る状態には至っておりません 。条例182号は、和田地域の活性化を目的とした、和田 地区地域力創成モデル事業である、和田支所周辺再整備に 活用するために充当する予定です。


辻 この4年間に、基金活用検討のために基金検討委員 会等を設置する考えは。
市長)現在のところ、設置は考えておりません。


辻 )平成21年度から26年度の6年間を事業年度とす る漁村再生交付金事業計画があります。事業規模を3億円 と見込んでおり、和田漁港施設整備、漁港環境整備、そし て、総事業費の10%以内を地域創造型整備に当てるとあ ります。の事業計画の」中で検討されている、真浦埋立 地の「土地利用計画」の進捗状況は。
市長)補助金で造成をした土地であり、利用制限が有るた め、関係者で協議をし、土地利用計画の変更手続きを行っ ています。環境整備施設用地、および、漁港関連施設用地 の整備については、関係者による「和田漁港の整備を考え る会議」を開催し、今年度より協議してまいります。


辻 )東の玄関口にウエルカムアーチの設置する考えは。観光商工部長)市内に入っての案内看板等は、現在、市で 進めています全体的な計画の中で、位置づけていきたいと 考えています。


※「和田漁港の・・会議」は、1028日開催されまし た。

6月議会 私の一般質問

東の玄関口である和田地区に、地域振興活性化を図るために旧町村から引継いできた、二つの基金が制定されています。
 

条例83号は、南房総市和田町上三原地区体験交流施設整
備基金。目的は、「和田町上三原地区の体験交流施設整備に
かる事業を円滑かつ効率的に実施するため」と明記。
 条例182号は、和田漁港活性化基金、目的は、「和田漁港の活性化及び真浦埋立地の整備を図り、地域振興を推進するための事業を、円滑かつ効率的に実施するための基金」と明記されています。



 冒頭、私は和田地区を、南房総市の東の玄関口と申し上げました。そして、白浜地区と和田地区では、他地区に先駆け「地域づくり協議会」を立ち上げました。加えて、和田地区におきましては、さかのぼること1年前に、和田地域を見直し、賑わいの拠点となる施設をと、「和田地区地域力創成モデル事業」が発足し、現在、庁舎の取り壊しが行われています。


和田庁舎跡地を賑わいの場所にしなければと、「地域づく
り協
議会」を中心として、真剣に話し合いを重ねています。
現在、このように東の玄関口構想は、大きく動き始めてい

す。


そこで、東の玄関口に位置する和田地区を、一地域と

て捉えるのではなく、未来をしっかりと見据えた南房総市

グランドデザインに基づいた位置づけで進めていくことが、
重要なポイントであると考えております。
 

今回の基金についての質問は、これらのことを踏まえ、南房総市の
東の玄関口の活性化、そして、南房総市全体を視野に入れて
の発展のために、活かしていかなければとの願いからです。