子供の時より、お菓子屋に丁稚奉公し職人になった初代が、復員後当地でお団子を作り始めました。

店内で食すお客様も除々に増え、喫茶兼業の菓子店となり、以来55年、途中で喫茶は閉めましたが、亀の歩みの様に日々の茶菓子、慶弔品、土産用菓子と作って参りました。これもひとえに今日迄支えて下さったお客様方のお陰と心より感謝申し上げる次第です。

ちなみに店名の「ピース」は、“二度と戦争が起きぬ様に”“平和を”との思いから、当時共同経営の義兄と名付けたそうです。

今日の食生活の変化は目まぐるしく、特に“お菓子”には、殊の外、多様性が求められる現代ですが、どんな時にも、変わる事なくお客様に喜ばれる品を提供していきたいと願っております。
どうぞ今後共、お引き立て賜ります様、お願い申し上げます。

店主 敬白