香港では、(Victoria Peak)からのいわゆる100万ドルの夜景と言うモノを体験したが、狭い土地に近代的な超高層ビル群が林立する様は正に圧巻としか言いようがなく、600万人を越える人口の二分の一が、眼下に見える中環(Central)と対岸の九龍(Kowloon)に凝縮されているのかと思うと、不夜城を思わせる光の洪水の中に香港のエネルギーを見せつけられたようでした。
ホテルは、君怡酒店(The KIMBERLEY)でした。九龍半島の先端の尖沙咀(Tsim sha tsui)の駅から300メートル、ネイザン・ロードから200メートルにあり、「玩具箱をひっくり返した」ような香港らしい街のど真ん中に泊まりました。高級ブランドから怪しげなコピー製品まで、レストランから屋台まで全てが混ざりあい活気に満ちていました。
タイガーバームで余りにも有名な胡文虎の超ケバイ原色の庭園も、既に色あせていましたが未だ観光スポットとして多くの人が訪れていました。
淺水湾(Repulse Bay)は香港一のマリン・リゾートと言うが、オフには、静かで美しい浜辺でした。海の守り神を祭った天后廟(Tin hau mu)が、とても鮮やかでした。
香港仔(Aberdeen)の水上レストランは、実際豪華絢爛、眩いばかりの電飾の外観と、きらびやかな内装に唖然とするばかりでした。
本場の広東、上海、四川、北京料理を始め、世界中の料理が楽しめる香港であったが、予算と嗜好の違いで全てがバッチ・グーってな訳には、行きませんでしたが楽しい旅でした。