ふるさと親子納涼の夕べ


第15回ふるさと親子納涼の夕べ

平成9年7月19日


平成8年ふるさと親子納涼の夕べ

納涼の夕べ実行委員長(「丸小便り」より転載)

 皆様の絶大なる御支援、御協力によりまして、今年で第十四回を迎えた「ふるさと親子納涼の夕べ」も大盛況の内に無事終了する事が出来ました。企画会議から携わって頂いた実行委員の皆様はもとより、運営に携わって頂いた青少年相談員、子供会育成会、PTA運営委員の方々には準備から後片付けまで長時間にわたりご苦労様でした。更に先生方には、子供達の為に楽しい企画・演出を始め撤収作業まで大変ご苦労をおかけ致しました。この場をお借り致しまして心から御礼申し上げます。 今年の「納涼の夕べ」の開催にあたり実行委員会では、年々盛大になり六百人以上もの参加者を観る本事業に対し、集客を目的とせず「本来の趣旨」(@おじいちゃん、おばあちゃん、親子ともども団扇片手に楽しめ、家族の絆を深める。大切なのは、おじいちゃん・おばあちゃんの店。A青少年の健全育成を願い、ふるさと意識を育てる)に帰るという意味で、おじいちゃん・おばあちゃんの店、昔の遊びコーナーを第一部に、夜店、ステージ関係の催しを第二部としました。役員、先生方のご配慮により手作りコーナーも、多くのお年寄りの方に気軽に参加して頂けました。子供達のリポートも好評でした。第二部の、婦人会の方々も今年は、大変多くの参加を頂きました。大声コンテストでは中学生の健闘も光りました。参加者の活躍によって更に暖かい催しとなりました。 本来、私達が持つべき穏やかな時間の流れの中で、子供も大人も、商業ベースに乗った刺激的な映像と騒音・活字が多様な媒体を介して好むと好まざるとに関わらず、刷込まれている昨今、膨大な情報量の中で虚像と実像とを見分け、更に自分に必要な物を選び取り込む事は、非常に困難な状況となっております。時代は変わり、豊かな物質に囲まれた中で、「豊かな暮らし」とは何か。家族の絆とは何か。丸山の良さとは何か。三時間余りの僅かな時間ではありますが「納涼の夕べ」という十五年前から続けられている行事を通じて、日頃の生活空間から抜け出て、変わらぬ「ふるさと」の再認識と、親子の語らい、ファミコンやミニ四駆,TV以外の楽しさと、教室以外の先生の顔、地域の人の顔等、参加された皆様の胸に何か一つでも感動を残せたならば、あるいは 日頃忘れかけた時の流れを少しでも感じて頂けたならば幸いです。 最後に、「納涼の夕べ」に御来訪下さった方々、御協力頂いた多くの方々に感謝すると共に、「納涼の夕べ」は、第一回目より運営費は全て参加者と地域の方の御芳志で成り立っており、その綱渡り的な運営に対して、多くの人の暖かい御理解に支えられて今日まで続けるとこが出来ました。改めて地域と先輩の皆様に深く感謝いたします。ありがとうございました。

「納涼の夕べ」開催にあたり (H7.7.10)

納涼の夕べ実行委員(丸小PTA広報誌より)

 「ふるさと親子納涼の夕べ」も、今年で十三回を迎えるまでになりました。回を重ねるに随い、参加者も増加し昨年は、三百三十六名の子供達と、来賓及び保護者三百七十名を記録いたしました。学社連携の基に行われる本事業は、近年の社会及び学校教育環境の変化に因る時代のニーズを先取りしたものと考えます。  本事業の発足は、昭和五七年、青少年相談員の小嶋俊雄氏・矢部幸男氏・野村清巳氏等を中心に、丸学区の夏休み事業の一環として企画され、総て無償の奉仕と地域からの寄付によって行われ、PTA側からは、当時の朝倉常夫会長等役員と、幼少連携の「ふるさと教育」の実践の延長として石井辰雄教頭・小宮祐子幼稚園教諭等一部の協力を得て多難の中に展開されたものの様です。当初より八月九日(石堂寺の四万六千日)を開催日として定めておりましたが、育成会事業・スポ少大会等の多様化と学校側の全面協力により、PTA主催事業として十一回より七月中に開催しております。  この様な経緯を踏まえ、今年は、PTA・幼父母・青少年相談員・育成会による実行委員会を結成し、各団体間での連携を強化し開催に向け準備中です。保護者及び、地域の皆様におかれましては、地域に根ざす子供達のために、今後とも益々のご指導、ご支援を御願い致します。

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