要石計画

ご挨拶


要石計画のHPをご覧いただき誠にありがとうございます。要石とは地震を封じるために神社に埋め込まれた巨石の事です。
この計画は東日本大震災の被災地である岩手県大槌町にある浮揚テラス、防災カプセル、などの防災住宅、防災家具を作っている フェニックスハウスの協力を得て防災住宅、防災家具、レスキュー技術の普及を図るプロジェクトです。
防災に関心のある法人、個人、行政など、いろいろな方面の方に有償、無償で提供しております。
このところコロナのパンデミック、ウクライナ戦争、地球の温暖化など人類の生き方や価値観を変えるような災害が頻繁に起こっています。 戦争も災害であり、日本は台湾有事、朝鮮半島有事、北方領土問題など近隣諸国に火種をかかえています。
そのため、多くの難民の避難場所になる可能性が高いと考えられます。また、もともと災害大国でもあり、東海、東南海、首都直下の激甚 災害も近いと言われています。近辺有事の際はミサイルも落ちてきます。
まさに、令和は今までにない災害が起こる可能性の高い時代なのです。阪神淡路、東日本大震災、コロナ、ウクライナ戦争を教訓にハードウェア ソフトウェアを整備し、来る災害を生き残り、生き抜き、生き続ける事を考える時代なのです。
その先にはユートピアではなく、桃源郷がある様に感じます。

浮揚テラス(どんぶらこ)


丸太で筏を組み、洪水、津波などの水害から浮揚して溺死を防ぐテラスです。
大槌町のフェニックスハウスで考案したもので、すでに数か所作りました。土地に余裕があれば、テラスとして 下の空間が必要であれば屋根上のベランダとして、立木があれば、それを心柱として、また3階立てにして 浮揚展望台にする事も出来ます。自宅の近くの避難タワーとして機能します。風の塔として平時は使うこともできます。

防災カプセル(てんでんこ)


大木を縦に半割にして、それぞれを丸木船にし、蝶番でつなげたものです。東北では谷田船といわれ、これ専門に作る業者もいた 程です。産湯から棺までいろいろなものに使う家具です。
介護用べットとしてパンケーキクラッシュによる圧死を防ぐのが防災家具としての目的です。
素材は桐で軽く、燃えにくく、調湿性があり、腐りにくく、木目が綺麗で、狂いが少ないという木のアルミニウムの ような素材です。大きさによりぺット用、赤ちゃん用、子供用、障害者用など様々です。カプセルにすれば効率的な冷暖房が可能です。
また使い勝手、棺サイズを考慮して大きさは最大、長さ2m、直経60cmとなっています。

草屋根六角ログハウス(亀甲庵)


屋根に草の生えた六角形のログハウスです。その形から亀甲庵と名付けています。
六角形にしたのは、お互い筋交い、となり地震の横揺れに対抗するためです。また大きさも一棟10平米と建築確認なし で増築ができる限界の大きさとなります。屋根は軽量化のため硬質の発泡スチロールで下地を作っています。 草屋根にしたのは台風などの強風でも瓦の様に飛ばない事と二酸化炭素の吸収、固定のためです。
坪10万円よりと安価であり亀の甲羅の様に隙間なく山林など不整形な土地でも増築ができるように考案したためです。

バーニャ(薪燃焼型サウナ風呂)


亀甲庵をモデルに薪燃焼型かまどを付けたサウナ風呂です。普段は屋根がなく焼却炉として使い、サウナにする時は火が安定して 煙が出なくなったら、屋根部分を筵やブルーシートで覆い使います。大きさも様々で建築物には当たらないので建築確認が要りません。 水を使わない風呂として災害時にも重宝します。

貸山林


このプロジェクトは多くの関連した事業体があります。貸山林事業はレンタルフォレスト千葉緑、レンタルフォレスト市原能満、 レンタルフォレスト釜石鵜住居、などがあり災害時生き抜くための避難場所を提供しています。坪200円で山林を貸出、キャンプ ダーチャ、などに利用ができます。

レスキュー技術

この事業を進める過程において森林の伐採、木だし、家の解体などを通して瓦礫から人を救出する技術が身に付きます。 チルホールの使い方、瓦礫の取り除き方、ジャッキの使い方、クレーンの原理、てこの原理、など身に回りにあるもので人を救出できます。 大災害の被災地ではプロのレスキューは間に合わないのです。周りの人が助け出す必要に迫られるのです。
連絡先 大原則彦
090-3548-6441
nature@awa.or.jp