オメガ3脂肪酸補充後いつ効果を期待できるか |
When to Expect Benefits from Omega-3 Supplements
ここに示すのは、オメガ−3亜麻の実を補充してから、予備試験の被験者に効果が体感されるまでの普通の期間である。 必ずしも結果が現れるまで長く待つ必要はない。
2時間 | 気分の改善、平静感、抑鬱(うつ)感の軽減。 |
2〜7日 | 皮膚が滑らかになり、鱗屑(註1)や鱗様の変化(註2)が少なくなる。手の甲や指が滑らかになる。 |
2〜14日 | 幻覚が少なくなり、精神障害が緩和され、不安感が軽減される。 |
2〜6週間 | 骨関節炎の軽減、運動が容易になり、炎症や痛みが少なくなる。 |
滑液嚢炎(註3)、その他の軟部組織の炎症が軽減する。 | |
耳鳴り、雑音の聞こえが少なくなる。 | |
頭皮のふけや鱗状の変化が目立たなくなり、乾燥肌が改善する。 | |
2〜4ヶ月 | リューマチ性の痛みが減少する。 |
痣(註4)の付きやすさが軽減する。 | |
気管支喘息(註5)が治まる。 | |
筋肉の痙攣が少なくなる。 夜間のこむら返りがなくなる。 目の痙攣(註6)が軽快する。 | |
痒みや焼け付く様な感覚が軽減する。 | |
肌の色が良くなる。 | |
太陽光線過敏症が軽減する。 | |
3〜6ヶ月 | 食品アレルギーの消失。 |
慢性炎症の治癒。 | |
上腕部の肌の荒れ、凹凸の消失。 | |
アルコール耐性の向上。 | |
耐寒性の向上。 | |
疲労感の軽減。 | |
平静感が増して、幸福感が増す。 | |
この表から分かるように、応答までの時間は時間、日、週、月とまちまちである。 症状の改
善には時として1〜2年かかる場合がある。 アレルギーの改善にはしばしば長期間を要する。
人それぞれの体質は様々であるから、保証はない。 持続的な感情や肉体的な問題が改善するま
でには、改善するとしても(註7)、数ヶ月を待たなければならないであろう。
註1:flaking.
註2:scaling.
註3:bursitis:bursaの炎症。 Bursaはねばねばした液の入った嚢状の組織で、腱などの
動きにより摩擦を生じる組織に隣接して存在する。 滑液嚢炎はしばしば腱の石灰化を伴い、
肩関節と三角筋の間で生じ易い。
註4:easy bruising :打撲による痣がつき易いことであろう。
註5:choking spasms:息の詰まる様な痙攣。 気管支喘息?
註6:relief from ocular spasms. 眼球振盪(ガンキュウシントウ)nystagmus(眼球が不随意
的に急速な運動をする症状)であるのか、眼瞼痙攣(ガンケンケイレン)瞼がぴくぴくすること
であるのか不明。
註7: if at all.