生きた土を甦らせる
高濃度好兼気性複合微生物菌群と腐植
1号

[コフナ1号とは] [コフナ農法] [コフナソーラー法]


コフナ1号とは
コフナ1号は、フランスのコフナ社とパスツール研究所で開発されたコフナ菌群を有機物100%に培養した資材です。
腐植の素材となる有機培地(原材料)に科学的に選別された多種類の微生物(コフナ菌群)を投入して発酵培養して生産された「生きた土作り」のための画期的な有効微生物利用の土壌改良材です。 
菌種は100種以上、菌数は1gに20億以上含有しています。
高温菌のため80℃以上の温度に耐えます。従って、太陽熱消毒に施用しても死滅しません。
コフナ1号(粉状)15kgポリ袋入り
コフナ原菌と微生物増殖活性剤 有益好兼気性微生物群 15%
糖化粕 初期醗酵を促進する有機物 25%
植物繊維粕 有機炭素と耐久腐食の原料 40%
家禽ふん 炭素率調整のための窒素原 20%

コフナ農法
コフナ農法とは、コフナを継続的に利用して、その中に生息する「好嫌気性複合微生物群」とその卓越した働きにより土壌中に生成される「有効腐植」の活用が基本であり、それらで作られる「生きた土」では作物は健全に育ち、病害虫にも犯せれにくく品質も収量も安定的に向上する事に確信をもって、夢のある農業を実現させる農法です。 

コフナソーラー法
コフナソーラー法は、高温に強いというコフナの特長を生かした太陽熱土壌消毒法です。通常のガスによる消毒では良い菌も悪い菌も殺してしまい無菌状態に近くなります。所がコフナソーラー法の土壌消毒では、ある程度の土壌病菌が死滅してもそこにコフナ菌が繁殖し土壌中の菌密度は維持され病原菌の繁殖を抑えます。
特長と利点
  1. ガス消毒ではないので、作業する人に安全です。また、ガス抜きが不要になるので何度もうなう手間が省けます。
  2. コフナソーラー法処理後は、雑草が生えにくくなります。スギナなどでお困りの畑にはかなり有効です。(※マルチ被覆した端は温度が上がりにくいので多少除草が必要です。)
  3.  有機配合肥料をソーラー法施行時に投入しておけば、土中ボカシ肥料として肥効が一層高まります。
  4.  農薬による消毒より経費がかかりません。
有効に利かせるコツと条件
  1. 基本的にポリまたはビニールによる被服が必要です。より有効に効かせる為には、ハウスまたは温室内での二重被覆をお勧めします。
  2. 7月から9月中旬までの間で、およそ1ヶ月間畑が空いていないと十分な消毒が出来ない。(最低でも15日間はほしいです。)
  3. 土壌水分が不足していると、効果が低くなります。苗が定植できる程度(50〜60%)で良いです。
  4. 元肥などは、ソーラー法施行前に入れておき、出来れば畝上げまでしてから被覆することをお勧めします。
  5. 被覆をはがした後は、うなわずにそのまま定植して下さい。
≪処理方法≫
@元肥散布 10アールあたり●堆肥1〜3t●コフナ1号10袋〜20袋●肥料適量
A被覆 0.05以上の厚さのポリ、ビニールを使用する。古いものでもよい。
B処理期間 6月から9月中旬までの期間で30日以上被覆する。ハウスの場合は短くても効果がでる。20p〜30pの深さで地温が50℃以上あればよい。
C処理条件 過湿や乾燥した土壌では効果がうすい。気層が多い方が地温が高くなり消毒効果がでる。